イースト・ミーツ・ウェスト2020参加

JTB Hawaii Travel, LLC
2020/02/15
Jimmy
written by Jimmy Soga

Aloha!

DMC戦略推進室のジミーと申します。

先日オアフ島で開催されたEast Meets West(イースト・ミーツ・ウェスト)なるイベントに参加をしてきましたのでどの様なイベントかお届けさせて頂きます。

East Meets West(EMW)はハワイで開催される最先端のイノベーション、インフルエンサー、マーケティング、旅行、技術、サスティナビリティなどグローバル視点から取り上げる国際イベントです。2日間のイベントには、アジア、ハワイ、北米(本土)からの投資家や起業家が集まり、国際的なゲスト、深層学習の機会、豊富なネットワーキングの提供を特徴としています。 国際投資家、起業家と地元のスタートアップ企業やホノルルコミュニティとの交流を積極的に促進しており、アジア太平洋地域および米国本土のスタートアップコミュニティとの長期にわたる関係を構築している当イベントに参加してきました。

今回で第6回目となるEMWは様々なパネルディスカッションやプレゼンから実際にハワイで起こっていることに結びつけ、ハワイについての考え方を改革していくのを目的にしております。

今年のトピックとしては下記が掲げられ、多くが国連サミットで採択された持続可能な開発目標SDGsに結びついて紹介されていました。

  • 人工知能(AI)
  • サスティナビリティ(気候、海洋、廃棄物)
  • 仕事の未来
  • 非伝統的な資金提供者および創設者
  • 教育の改革

個人的には「仕事の未来(Future of Work)」と「サスティナビリティ(Sustainability)」に関してのディスカッションや講演が興味深かったです。

例えば「仕事の未来」は今後テクノロジーが進化していくことにより、リモートアクセスで離れた場所から仕事をすることがどんどんやりやすくなっていきます。これはハワイでは大変大きなインパクトを与えるもので、職種や人員が限られている島国でも世界中どこからでも不自由なく働くことが出来ればその分仕事探しや雇用の幅が大きく広がる可能性を持ちます。

サスティナビリティは島国であるハワイだからこそ深刻な問題で、特に領土が限られているハワイでは廃棄物は埋め立て地や自然に対する影響が常に問題視されています。セミナーでは他州の活動や今後ハワイで何が出来る/するべきかなどを紹介していきました。

EMWでは若い起業家やビジネスについて知識を深めた学生を集めており、今年はアメリカンセービング銀行(American Savings Bank: ホノルルに本社を置くハワイ州第三位の銀行)と連携をし、銀行のKeikiCo(Keiki=子供、Co=会社の造語)ビジネスプランコンペに参加した高校生を招待し、学生に早い段階から起業家精神の種を植える重要性を重視しているところも非常によい取り組みだと思います。

学生交流と言えば今年の3月に行われる第26回ホノルル フェスティバル(※)では学生の皆様を対象とした学生シンポジウムが新設されました。ホノルル フェスティバルと言えばステージ上のパフォーマンスや会場内ブースで来場者ひとりひとりにお話しする場といった印象が強かったとおもいますが、事前にプログラムを発信できることはこれまで以上の露出を生み、また環太平洋から集まる他団体の発表に触れることは、新たな気付きをもたらすと考えております。

是非お足をお運びください。※追記:第26回ホノルル フェスティバルは中止となりました。

A hui hou.